栗本慎一郎著『縄文式頭脳革命』などを読了

2023年12月11日から20日までの期間に次の本を読み終えた。kindle版をiPhoneのVoiceOver機能で聴く。

1.金嶽宗信著/[禅的]持たない生き方(ディスカヴァー・トゥエンティーワン、2018年)

2.黄小娥著/易入門(サンマーク出版、2004年)

3.岡本吏郎著/ビジネスパーソンのための易経入門(朝日新聞出版、2015年)

4.吉田悠軌著/中央線怪談(竹書房、2023年)

5.栗本慎一郎著/縄文式頭脳革命(講談社、1992年)

〈感想、メモ〉

1.金嶽宗信著/[禅的]持たない生き方(ディスカヴァー・トゥエンティーワン、2018年)

仏教の言葉などを用いながら、ものなどの所有について書かれた本。

著者は東京・広尾の臨済宗大徳寺派香林院の住職(刊行当時)。

2.黄小娥著/易入門(サンマーク出版、2004年)

著者紹介によると、著者の黄小娥(こう・しょうが)は1913年の生まれであり、昭和30年代に活躍したようである。本編の卦の解説に付された占例においては昭和30年代の政治。、社会の話題が多く取り上げられ、興味深い。実践法として、コインを用いた駅の立て方が説明されている。

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3.岡本吏郎著/ビジネスパーソンのための易経入門(朝日新聞出版、2015年)

著者紹介によると、著者岡本吏郎(おかもと・しろう)は1961年新潟県生まれ、経営コンサルタント、税理士である。

「第1章 構造を知って、戦略的に生きる」、「第2章 易のシステム」、「第3章 占いとしての易」、「第4章 易の64卦」、「第5章 易的生活」という構成。

第1章の中の「「幾」を読めば悪いことなど起らない」と「吉・凶・悔・吝・悔いなし」という二つの節が印象に残る。

4.吉田悠軌著/中央線怪談(竹書房、2023年)

「~怪談」というタイトルのこの竹書房のシリーズ、この巻は中央線の地域が扱われる。この本の「まえがき」は、「(以下引用)怪談とは、個人史でもあれば、郷土史でもあります。(引用終わり)」という一文で始まる。

中野駅、高円寺駅、武蔵小金井駅、八王子駅といった駅が登場する。

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5.栗本慎一郎著/縄文式頭脳革命(講談社、1992年)

「第一章 袋小路はすぐ脱出できる」、「第二章 優秀な人の発想法」、「第三章 優秀さは、はかることができる」、「第四章 効果的な説得の技術」、「第五章 脳の同時発火への道」という構成。

「第五章 脳の同時発火への道」の中の「縄文文明の秘密」という節が印象的だった。この節では、縄文の人々が高度な土木技術を有していたということが語られている。

(以上、敬称略)

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