馳星周著『蒼き山嶺』などを読了

令和4年8月3日、以下の本を読み終えた。

1.馳星周著/蒼き山嶺(光文社、2018年)

2.吾峠呼世晴原著、矢島綾ノベライズ/鬼滅の刃[2] 片羽の蝶(集英社、2019年)

〈感想、メモ〉

1.馳星周著/蒼き山嶺(光文社、2018年)

『蒼き山嶺』は城山連峰を舞台にした山岳小説。白馬の鑓温泉周囲の描写から物語が始まる。

「(以下引用)この冬は例年に比べて積雪が多かった。(引用終わり)」という文章がある。北アルプス北部地区遭難対策協議会に所属する得丸志郎は、残雪期の白馬岳でかつて同じ大学の山岳部に所属していた池谷博史と再会する。得丸は仕事として山岳ガイドをすることがあった。それを聞いた池谷から得丸はガイドを依頼される。得丸は依頼を受け、現在の池谷は「猿倉から小日向のコルに登ってくるのもやっとな中年男(本文中の表現)」だから、山では自分の指示に従うようにと念を押す。

著者馳星周は1965年北海道生まれ。

2.吾峠呼世晴原著、矢島綾ノベライズ/鬼滅の刃[2] 片羽の蝶(集英社、2019年)

『鬼滅の刃[2] 片羽の蝶』は漫画ノベライズ。(以下、目次から引用)「第1話 片羽の蝶」、「第2話 正しい温泉のススメ」、「第3話 甘露寺蜜瑠の隠し事」、「第4話 夢のあとさき」、「第5話 笑わない君へ」、「第6話 中高一貫☆キメツ学園物語!!~パラダイス・ロスト~」(目次からの引用終わり)という内容。悲鳴嶼行冥の登場する第1話の「片羽の蝶」が面白かった。

第1話に悲鳴嶼行冥が登場するほか、第2話には我妻善逸、平嘴伊之助、宇髄天元らが、第3話には甘露寺蜜瑠、胡蝶しのぶが、第4話には不死川実弥が、第5話には冨岡義勇、竈炭治郎が登場する。

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(敬称略)

(上の二冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

〈参考ページ〉

『蒼き山嶺』の登場人物の名前の漢字表記に当たり、次のページを参考にさせていただきました。

光文社のページ 蒼き山嶺

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