内田康夫著『中央構造帯』などを読了

2022年4月19日から21日までの三日間に次の5冊を読み終えた。

1.内田康夫著/中央構造帯(講談社、2002年)

2.太田成男著/体が若くなる技術 ミトコンドリアを増やして健康になる(サンマーク出版、2010年)

3.前田裕二著/メモの魔術(幻冬舎、2018年)

4.眉村卓著/駅にいた蛸(集英社、1993年)

5.今野敏著/果断 隠蔽捜査2(新潮社、2007年)

〈感想、メモ〉

1.内田康夫著/中央構造帯(講談社、2002年)

『中央構造帯』は超編推理小説。浅見光彦シリーズである。

所謂バブル期前後のの銀行や政府に関するコメントが登場人物により語られる部分が記憶に残る。

第一章の冒頭、茨城県岩井市について解説がなされる。岩井市は物語の時代には存在していた市である。この市の紹介に当たり、著者は菅生沼と國王神社を挙げている。岩井市は平将門の出身地であり、國王神社は将門を祀った神社であるとのことである。

ブログ執筆者は東京の地理はすぐにはイメージできない。数度行ったことがあるだけで住んだことがないので、文章で東京の地名が出てもピンとはこない。それで、小説などではなるべく地名に注意しようと思っている。今回は中央線、西荻窪、赤坂といった語句が記憶に残る。

〈関連記事 物語に中央線が登場する松本清張の著作『歪んだ複写 税務署殺人事件』(新潮社)を読み終えた記録を含む記事〉

クラウス・シュワブの『グレート・リセット』などを読了

2.太田成男著/体が若くなる技術 ミトコンドリアを増やして健康になる(サンマーク出版、2010年)

『体が若くなる技術 ミトコンドリアを増やして健康になる』の著者は分子細胞生物学の専門家。

3.前田裕二著/メモの魔術(幻冬舎、2018年)

『メモの魔術』はメモの効果、方法などについて語られる本。再読。

4.眉村卓著/駅にいた蛸(集英社、1993年)

『駅にいた蛸』は短編小説集。面白かった。

5.今野敏著/果断 隠蔽捜査2(新潮社、2007年)

『果断』は警察小説。「隠蔽捜査」シリーズ第二作。主人公は大森署署長の竜崎伸也。

(敬称略)

(上の5冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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