松本光正著『やっぱり高血圧はほっとくのが一番』などを読了

以下は2022年1月19日から21日までの期間に読み終えた本である。

1.鬼塚英昭著/海の門 別府劇場哀愁篇(2002年)

2.船井幸雄、赤池キョウコ著/船井幸雄の超!若返りと健康のコツ(グラフ社、2005年)

3.柴田英寿著/サラリーマンのための「会社の外」で稼ぐ術 複数収入獲得マニュアル(朝日新聞出版、2010年)

4.吉村葉子著/お金がなくても平気なフランス人お金があっても不安な日本人(双葉社、2003年)

5.樋口信平著/主の御顔を仰ぎ見て 新約1 マタイの福音書 マルコの福音書(一粒社、2001年)

6.松本光正著/やっぱり高血圧はほっとくのが一番(講談社、2019年)

7.佐藤優著/悪魔の勉強術 年収一千万稼ぐ大人になるために(文藝春秋、2017年)

8.スティーブン・フルダー、ジョン・ブラックウッド著、寺西のぶ子訳/ニンニクと健康(晶文社、1996年)

〈感想、メモ〉

1.鬼塚英昭著/海の門 別府劇場哀愁篇(2002年)

『海の門 別府劇場哀愁篇』は戦後の混乱期を描いた小説である。海門寺の描写から物語が始まる。

同時代人として、井田栄作や細田徳寿、石井一郎らの名前も作中に現れる。

境川、春木川、高島、鶴見山などが物語の背景となる。

2.船井幸雄、赤池キョウコ著/船井幸雄の超!若返りと健康のコツ(グラフ社、2005年)

『船井幸雄の超!若返りと健康のコツ』においては食事、睡眠、運動、心の持ち方など、著者船井幸雄(当時72歳)の健康の秘訣が語られる。

「PART 1」では健康法について語られる。このパートで印象的だったのは著者の朝の過ごし方である。著者はとても早起きで、平均して毎朝3時過ぎには起床するとのことである。朝の時間を情報のインプット・アウトプット等々、様々なことに活用していることが述べられている。

「PART 2」は心と健康について。この中の「22 名医について」では著者は人間に備わる治癒力について語っており、面白く感じられた。

「PART 4」においては、食事の際の咀嚼の重要性について語られた部分が特に印象的だった。

3.柴田英寿著/サラリーマンのための「会社の外」で稼ぐ術 複数収入獲得マニュアル(朝日新聞出版、2010年)

『サラリーマンのための「会社の外」で稼ぐ術 複数収入獲得マニュアル』は面白い本だった。巻末の著者紹介によると著者は92年に早稲田大学政治経済学部を卒業して日立製作所に入社している。

4.吉村葉子著/お金がなくても平気なフランス人お金があっても不安な日本人(双葉社、2003年)

『お金がなくても平気なフランス人お金があっても不安な日本人』はタイトル通りお金を軸にした日仏の文化比較。再読である。前回読んだときには教育に関する章(第5章 フランス流子育てのエスプリ)が最も面白く感じられたのだが、今回は食事に関するエピソードが印象に残る。ラタトゥイユ、ブランダートといったプロヴァンス料理、サヴォワ地方のフォンデュなど。

5.樋口信平著/主の御顔を仰ぎ見て 新約1 マタイの福音書 マルコの福音書(一粒社、2001年)

『主の御顔を仰ぎ見て 新約1 マタイの福音書 マルコの福音書』は祈りの神学祈祷学シリーズ。

6.松本光正著/やっぱり高血圧はほっとくのが一番(講談社、2019年)

第三章の第一節では降圧剤の弊害について解説されており、興味深く読んだ。日本人のかかりやすい疾患は時代とともに変化している。脳卒中においても、以前は脳出血が多かったが、刊行当時では梗塞が多くなっているとのことで、脳出血の多発していた時の医療をそのまま用いているのはどういうことだろうかと著者は言う。示されている疾患の機序を読むと、道理だなと感じる

ほか、第五章の「君子医者に近寄らず」で挙げられる医者にかかるべき場面を興味を持って読んだ。

巻末の著者紹介によると、著者松本光正は1943年生まれ。高校生の時に中村天風の指導を受けたとある。

7.佐藤優著/悪魔の勉強術 年収一千万稼ぐ大人になるために(文藝春秋、2017年)

『悪魔の勉強術 年収一千万稼ぐ大人になるために』は同志社大学神学部において行われた講義が書籍化されたものである。

数年ぶりに再読。今回は第4講の中の「パウロ的なる逆説」が特に面白く感じられた。著者はキリスト教の特徴を此岸の救済を重視することだと話す。著者は学生に「ローマの信徒への手紙」を朗読させる。このあたり、臨場感のある本だと思う。この手紙は支配者への態度について書かれたものであるとのことで、先のキリスト教が此岸を重視した宗教であるという部分からこの手紙までのロジックが面白く感じられたのである。

著者佐藤 優(さとう まさる)は1960年生まれ。作家。

8.スティーブン・フルダー、ジョン・ブラックウッド著、寺西のぶ子訳/ニンニクと健康(晶文社、1996年)

『ニンニクと健康』では、ニンニクの人体に与える効果についての研究などが紹介される。『本草綱目』の内容なども紹介される。

後半の「11 効果的な食べ方とは」を興味深く読んだ。ニンニクの適正摂取量について述べられた部分で、中国の伝統医療における結核治療のためのニンニク食の分量が示されている。一日に「小さいニンニクなら丸ごと一個分(本文中表現)」とあり、面白いと思う。

巻末の「著者について」によると、著者スティーブン・フルダーは1946年ロンドン生まれ。この本の刊行当時、「イギリスにおける東洋医学の第一人者(本書内表現)」として活躍している、とある。

(敬称略)

(上の八冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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