黒井克之著『男の引き際』などを読了

令和5年1月6日、次の二冊を読み終えた。

1.黒井克之著/男の引き際(新潮社、2004年)

2.夢枕獏著/陰陽師(文藝春秋、2001年)

(上記()内には発行年を記していますが、ブログ執筆者が読んだ点字データの底本の発行年です。)

〈感想、メモ〉

1.黒井克之著/男の引き際(新潮社、2004年)

著者はノンフィクションライター。その引き際が描かれるのは、江夏豊、小出義雄、寺尾常史、本田宗一郎、藤沢武夫といった人々。

2.夢枕獏著/陰陽師(文藝春秋、2001年)

陰陽師安倍晴明の活躍を描くシリーズ第1作。点字データの底本は2001年の第34刷りのもの。文春文庫の第1刷りは1991年としてある。安倍晴明のほか、源博雅、蝉丸らが登場する。ブログ執筆者はここに収録されている二つ目の短編「梔子の女」を面白いと思った。人によっては「なあんだ」というような結末だろうけれども、自分の場合はなぜかこのような話のほうが印象に残る。

(敬称略)

(上の二冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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