須賀敦子のエッセイ集、『霧のむこうに住みたい』などを読了

令和4年10月16日、次の二冊を読み終えた。

1.グレッグ・マキューン著、高橋璃子訳/エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする(かんき出版、2014年)

2.須賀敦子著/霧のむこうに住みたい(河出書房新社、2014年電子図書版出版)

〈感想、メモ〉

1.グレッグ・マキューン著、高橋璃子訳/エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする(かんき出版、2014年)

再読。数年ぶりに読んだ。ハリー・ポッターシリーズの登場人物、ハーマイオニーの言葉が引用されていたことや、事例の一つとしてPayPalの創業者であるピーター・ティール(本書内ではティールではなくシールと表記されている)の部下への指示が取り上げられていたことなどが今回印象的だった。

2.須賀敦子著/霧のむこうに住みたい(河出書房新社、2014年電子図書版出版)

エッセイ集。再読。こちらも数年ぶりに読む。kindleをiPhoneのVoiceOver機能で聴く。

今回は本箱に塗装を施す話(Ⅲ部の最初のエッセイ、「白い本だな」)などが印象に残る。『塩1トンの読書』は本にまつわるエッセイ集であったが、本書はイタリアでの生活、ヴェネツィアやジェノワについての文章など、テーマは読書や本に限らない。

表題作「霧のむこうに住みたい」はⅡ部の最後に置かれる。このⅡ部の最後は、「ヴェネツィアに住みたい」、「アッシジに住みたい」、「ローマに住みたい」、「霧のむこうに住みたい」と、「~に住みたい」というタイトルのエッセイが並ぶ。この中では「ヴェネツィアに住みたい」が印象に残った。このエッセイは「(以下引用)イタリアで、いちばん意表をつかれた都市は、ヴェネツィアだった。(引用終わり)」という文章で始まる。ヴェネツィアの魅力が様々語られるが、アンドレア・パッラーディオの設計したレデントーレの教会が「住みたい」という気持ちを起こさせるほどの魅力を持っていたようだ。

解説は江國香織、文庫版の解説は松山巌。

著者須賀 敦子(すが あつこ)は1929年兵庫県の生まれ。1998年没。ナタリア・ギンズブルグやタブッキの翻訳で知られる。

〈須賀敦子の書評集『塩1トンの読書』を読んだことについての記事〉

須賀敦子著『塩1トンの読書』などを読了

(敬称略)

(『エッセンシャル思考』はサピエ図書館の点字データを用いました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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