徳についての対話、プラトンの『メノン』を読了

令和5年2月17日、プラトンの『メノン』を読み終えた。kindleをiPhoneのVoiceOverで聴く。

この対話篇の登場人物は、ソクラテス、メノン、アニュトス。メノンはテッサリアの名門の出の若者で、ゴルギアスのもとで学んだことがある。アニュトスは政治家。

冒頭、メノンはソクラテスに徳は教えることが可能かなどのいくつかの質問をする。それらの質問に対し、ソクラテスは徳については自分は知らぬと答え、それが何か答えるようメノンに逆に求める。

メノンはこれに対し、男の徳、女の徳というように様々の立場の人間それぞれの徳を説明する。が、ソクラテスはそのような個別のそれらに共通するものは何かと再び問う。

ソクラテスとメノンとの対話も面白かったのだが、ソクラテスが被告となる裁判において原告側の人間となるアニュトスが途中様々発言する場面があり、その場面も興味深く読んだ。

〈対話篇を読んだことに関する過去記事〉

知識についての対話、プラトンの『テアイテトス』を読了

プラトン著、渡辺邦夫訳/メノン 徳について(光文社、2013年電子書籍版)

(敬称略)

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