佐々木正悟著『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』などを読了

2022年4月25日から27日までの3日間に以下の4冊を読み終えた。

1.李家幽竹著/おそうじ風水 悪運をリセット!強運を呼び込む!!(フォー・ユー、2007年)

2.竹村亜希子、都築佳つ良著/易経 陽の巻 こどもと読む東洋哲学(新泉社、2017年)

3.佐々木正悟著/先送りせずにすぐやる人に変わる方法(中経出版、2011年)

4.並木伸一郎著/眠れないほど面白い「聖書」の謎 旧約・新約の物語が90分で読める!(三笠書房、2011年)

〈感想、メモ〉

1.李家幽竹著/おそうじ風水 悪運をリセット!強運を呼び込む!!(フォー・ユー、2007年)

『おそうじ風水 悪運をリセット!強運を呼び込む!!』は李朝風水師による掃除本。

Chapter 1の最初の部分で、「(以下引用)風水では、衣食住、行動など、生活のあらゆることが運に直結する(引用終わり)」と考えられている、ということが述べられる。家の中の方位などが風水でどのように考えられているかがこの本では解説される。

Chapter 2の四つ目の節で空間が不浄な状態を記憶するといった考え方が語られていて、記憶に残る。あたかも生きているものであるがごとく表現してあるのが興味深い。この章によると、そのような不浄な状態を記憶してしまった空間には、同じ状態を保持しようとする性質が生じるようである。

2.竹村亜希子、都築佳つ良著/易経 陽の巻 こどもと読む東洋哲学(新泉社、2017年)

『易経 陽の巻 こどもと読む東洋哲学』は小説。読者は少年の成長物語を通じて乾為天を学ぶ。

3.佐々木正悟著/先送りせずにすぐやる人に変わる方法(中経出版、2011年)

『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』の著者は心理学ジャーナリストであるとのこと(巻末の著者紹介による)。

RULE 8の「分解する」が記憶に残る。やるべきことをばくぜんとしたままにせずに具体的ですぐに行うことのできる状態まで分解するのだという論には説得力を感じた。

上記「分解する」はその前の項目である「「パッキング」に気を付ける」を受けている。この7つ目の項目では、脳が物事を「一つのまとまった概念」(本文中表現)として扱うことに注意を促す。もちろん、故会ってそのような性質を脳波供えているのであろうが、まとめられた概念も仕事の飢えでは分解する必要がある(場合によっては)ということだろう。面白いと思った。

4.並木伸一郎著/眠れないほど面白い「聖書」の謎 旧約・新約の物語が90分で読める!(三笠書房、2011年)

『眠れないほど面白い「聖書」の謎 旧約・新約の物語が90分で読める!』は前半が旧約・新約のあらすじ、後半は聖書を題材とした芸術作品についてなど、聖書に関するエピソードといった構成。

3章の「6 ヴァチカンも公認する〈エクソシスト〉の秘密」が面白かった。エクソシストが公認されているのは、「マタイによる福音書」に悪魔祓いの記述があるからだとのことで、議論がなされているのだなと興味深く思われた。エクソシストの需要は多いようだ。

著者並木伸一郎は1947年東京都の生まれ。

(敬称略)

(上の四冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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