アントニオ・タブッキの小説、『レクイエム』などを読了

令和4年10月24日、次の二冊を読み終えた。

1.アントニオ・タブッキ著、鈴木昭裕訳/レクイエム ある幻覚(白水社、1999年)

2.竹村亜希子、都築佳つ良著/易経 陽の巻 こどもと読む東洋哲学 夢を持つってどういうこと?(新泉社、2017年)

〈感想、メモ〉

1.アントニオ・タブッキ著、鈴木昭裕訳/レクイエム ある幻覚

イタリア人の作家であるアントニオ・タブッキがポルトガル語で書いた小説。舞台は7月のリスボン。作中に登場する料理のリストが掲載されており、簡単な解説とともに一覧できるのは便利だと思った。アレンテージョ地方の料理などには興味が湧く。

アントニオ・タブッキ(Antonio Tabucchi,1943~)はトスカーナ地方のピサに生まれる(参考図書参照)。

2.竹村亜希子、都築佳つ良著/易経 陽の巻 こどもと読む東洋哲学 夢を持つってどういうこと?

小説。作中、『易経』の乾の卦について平易な文章で解説される。再読。

巻末の著者紹介によると、著者竹村亜希子(Takemura Akiko,1949~)は名古屋の生まれ、易経研究家とのこと。共著者の都築佳つ良(Tuduki Katsura,1962~)は東京の生まれ、フリーライターであるとのこと。

〈参考文献〉

タブッキ著、和田忠彦訳/夢の中の夢(岩波書店、2013年)

(敬称略)

(参考図書を含めた上の三冊はサピエ図書館の点字データを用いました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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