みうらじゅん著『PEACE』などを読了

次の8冊は2023年11月13日から17日までの期間に読み終えた本である。『シニアの読書生活』を除く7冊はiPhoneのVoiceOver機能で聴いた。

1.みうらじゅん著/PEACE(KADOKAWA、2016年)

2.鷲田小弥太著/シニアの読書生活(文芸社、2013年)

3.ユゴー著、佐藤朔訳/レ・ミゼラブル 第5部(2016年)

4.ジャン=ポール・ディディエローラン著、夏目大訳/6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む(ハーパーコリンズ・ジャパン、2017年)

5.五代ゆう著/グイン・サーガ148 トーラスの炎(早川書房、2022年)

6.三石メガネ著/福井怪談(竹書房、2021年)

7.伊藤雅文著/邪馬台国は熊本にあった!~「魏志倭人伝」後世改ざん説で見える邪馬台国~(扶桑社、2016年)

8.三浦雄一郎著、白澤卓二解説/高血圧、高血糖&不整脈の私でも、エベレストに登れた健康法(マガジンハウス、2013年)

〈感想、メモ〉

1.みうらじゅん著/PEACE(KADOKAWA、2016年)

みうらじゅんのエッセイ集。ゴジラ、西城秀樹、内田裕也、ローリング・ストーンズ、関根勤、崖、天狗など、話題は多岐にわたる。

2.鷲田小弥太著/シニアの読書生活(文芸社、2013年)

第一章の節のタイトルの中に「老いてこそ」という言葉が置かれている。老年期の読書についての本である。本の購入の仕方、蔵書、読む環境など、読書に関する話が収められる。ブログ執筆者は推薦本のリストを目的に読む。興味深いリストが第六章に収録されている。谷沢永一や曽野綾子、ロアルド・ダールといった人々の著作が並ぶ。

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『哲学的毒舌のすすめ』などを読了

3.ユゴー著、佐藤朔訳/レ・ミゼラブル 第5部(2016年)

物語の舞台の地名を確認する目的で再読する。当初の目的を忘れて物語に没頭してしまう。

モンフェルメイユの森(ブラトリュエルを通して主人公の行動力を感じた場面)、ロマルメ通り(立ち去っていくジャヴェールが描かれる場面)、リュクサンブール公園(子どもたちの経済の格差が描かれる場面)などが印象に残る。

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ミラン・クンデラ著『無意味の祝祭』などを読了

4.ジャン=ポール・ディディエローラン著、夏目大訳/6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む(ハーパーコリンズ・ジャパン、2017年)

フランスを舞台とする現代小説。原題は“Le Liseur du 6h27”。主人公はギレン・ヴィニョール、本を断裁する工場に勤める、物語の当時36歳である男性。彼は、平日の朝、列車の中で、本を朗読する。その風変わりな習慣は、周囲の乗客たちからも受け入れられていて、彼ら乗客も朗読に耳を傾けている様子が、二つ目の章では描かれている。

登場人物の中で印象的な人物は、主人公の勤務するっ工場の守衛、イヴォン・グランベールである。その登場シーンで彼はラシーヌの戯曲を読んでいる。

短い小説であるが、本、労働などについて考えさせてくれるものであった。

5.五代ゆう著/グイン・サーガ148 トーラスの炎(早川書房、2022年)

アンダヌスも登場するのは、第三話の四つ目の節。ヴァラキア会議終了後、港に停泊しているライゴールの船・竜神丸での場面。

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ジム・ステンゲル著『本当のブランド理念について語ろう』などを読了

五代ゆう著『雲雀とイリス』(早川書房)を読んだ記録を含む記事

市村洋文著『1億稼ぐ人の「超」メモ術』などを読了

栗本薫著『紅の密使』(早川書房)を読んだ記録を含む記事

『至誠』と『紅の密使』を再読

そのほか、特に印象的だった登場人物は、アリサ・フェルドリック。複雑な立場にいる女性であるが、ミロク教への強い信仰によるのか、イシュトヴァーンと対しても、委縮することのない様子が描かれる。

6.三石メガネ著/福井怪談(竹書房、2021年)

著者は福井出身・在住であるとのこと。ブログ執筆者は怪談というよりも研究者のフィールドワーク的な雰囲気を感じた。収録される中では、やはり東尋坊のエピソードが印象が強かった。

7.伊藤雅文著/邪馬台国は熊本にあった!~「魏志倭人伝」後世改ざん説で見える邪馬台国~(扶桑社、2016年)

以下、目次から章のタイトルを引用する。「第一章 「魏志倭人伝」後世改ざん説」、「第二章 帯方郡から九州上陸までの道のり」、「第三章 梯儁の報告書と伊都国」、「第四章 奴国と不彌国」、「第五章 陳寿の記した路里と邪馬台国の位置」、「第六章 旁国 狗奴国 その他の国々」。以上、章の名の引用終わり。

この本では、第一章のタイトルにある「「魏志倭人伝」後世改ざん説」により、本書名にある結論「邪馬台国は熊本にあった」が導かれる。

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クラウス・シュワブの『グレート・リセット』などを読了

8.三浦雄一郎著、白澤卓二解説/高血圧、高血糖&不整脈の私でも、エベレストに登れた健康法(マガジンハウス、2013年)

当時年齢75歳、また、循環器に問題を抱えながらも2008年にエベレスト登頂を果たした著者による健康に関する本。著者自らの体験がユーモアを交えながら語られる。白澤卓二との対談も収められる。

(以上、敬称略)

(『シニアの読書生活』はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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