ノーマン・ウォーカー著『酵素を摂れば、元気な身体がよみがえる』などを読了

令和4年5月26日、以下の3冊を読み終えた。

1.ノーマン・ウォーカー著、船瀬俊介、酒井美保子監修/酵素を摂れば、元気な身体がよみがえる 100歳まで長生きレシピ(徳間書店、2011年)

2.今野敏著/秘拳水滸伝(1) 如来降臨篇(角川春樹事務所、1988年)

3.生島治郎著/悪意のきれっぱし(勁文社、1989年)

〈感想、メモ〉

1.ノーマン・ウォーカー著、船瀬俊介、酒井美保子監修/酵素を摂れば、元気な身体がよみがえる 100歳まで長生きレシピ(徳間書店、2011年)

『酵素を摂れば、元気な身体がよみがえる 100歳まで長生きレシピ』は野菜食について書かれたもの。

レシピ、巻末の船瀬俊介による解説が興味深かった。巻末解説ではフランスのポッテンジャーによる実験が紹介されており、印象に残る。1930年代に行われた実験である。猫に加熱調理した加工食品を与えて飼育するというもので、3代目まで観察されたようだが、その世代になると衰弱、虚弱化が見られたのだという。

そのほか、「11 タンパク質はどこから摂る?」が面白かった。著者は野菜ジュースでタンパク質が摂取出来ると言う。中でも、にんじんやセロリなどの「カリウムジュース」に分類されるものは、「最も豊かなたんぱく源のひとつ(本文中の表現)」だと語る。

2.今野敏著/秘拳水滸伝(1) 如来降臨篇(角川春樹事務所、1988年)

『秘拳水滸伝(1) 如来降臨篇』は今野敏の著作の魅力の一つ、格闘シーンを多く楽しめる一冊。

「一章 宗家惨殺」、「二章 心神喪失」、「三章 不動明王」、「四章 抹殺指令」、「五章 爆発炎上」、「六章 闘士集結」、「七章 如来降臨」という構成。

「渡良瀬川と桐生川にはさまれた群馬県桐生の町(一章内表現)」の町道場の描写から物語は始まる。国道122号を遠くにし、畑に囲まれたその道場には「不動流」の看板が掲げられる。

その道場主であり、不動流三代目宗家の長尾高久、その娘である久遠、内弟子の嘉納飛鳥、同じく内弟子のポール・ジャクソンといった人々が登場する。

3.生島治郎著/悪意のきれっぱし(勁文社、1989年)

『悪意のきれっぱし』は短編小説集。9話収録。麻雀が描かれる第2話が面白かった。

(敬称略)

(上の三冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

コメント

タイトルとURLをコピーしました