五木寛之と福永光司との対談本『混沌からの出発』などを読了

令和4年5月14日、以下の3冊を読み終えた。

1.忌野清志郎著/忌野旅日記(新潮社、1993年)

2.五木寛之、福永光司著/混沌からの出発 道教に学ぶ人間学(中央公論社、1999年)

3.平澤精一著/朝までぐっすり!夜中のトイレに起きない方法(アチーブメント出版、2021年)

〈感想、メモ〉

1.忌野清志郎著/忌野旅日記(新潮社、1993年)

『忌野旅日記』は忌野清志郎の交友録。ブロックヘッズや三宅伸治のエピソードを興味深く読んだ。

2.五木寛之、福永光司著/混沌からの出発 道教に学ぶ人間学(中央公論社、1999年)

道教のことを知りたく、『混沌からの出発道教に学ぶ人間学』を読む。日本の古代史と道教についての部分(第三章の中の古事記への道教の影響について書かれた部分など)が面白かった。

3.平澤精一著/朝までぐっすり!夜中のトイレに起きない方法(アチーブメント出版、2021年)

『朝までぐっすり!夜中のトイレに起きない方法』は夜間頻尿の改善法について書かれた書籍。食事、運動など、具体的に述べられており、読みやすいと思った。

第3章はQ&A。姿勢の悪さが夜間頻尿に関係するかどうかという質問とそれへの答えが興味深かった。姿勢と夜間頻尿の関連を示すデータこそ無いものの(刊行当時)、やはり体力と筋力の低下が高齢者に夜間頻尿が多いことの原因であると著者は考えている。また、この答えの中で肥満も夜間頻尿のリスクになることを指摘している。さらに、肥満がほかの病気の発症のリスクともなることにも注意を促している。運動不足→肥満(脂肪などによる肥満そのものが頻尿のリスク要因になる)→肥満から起こりかねない疾患(腎不全、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群)という経過をたどらないよう、運動が推奨されているようだ。

(敬称略)

(上の三冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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