2025年8月13日、次の青空文庫のファイルを聴いた。いずれもkindle版。Androidのトーっくback機能を用いる。
1.中勘助著/能の見はじめ
2.牧野信一著/サロメと体操 ヘツペル先生との挿話
3.三木清著/哲學はどう學んでゆくか
〈メモ〉
1.中勘助著/能の見はじめ
底本は作品社「日本の名随筆87 能」。
中学時代の著者が祭礼の頃の靖国神社に出かけ、その能楽堂に入る、というエピソードなどが語られる。
2.牧野信一著/サロメと体操 ヘツペル先生との挿話
底本は筑摩書房の「牧野信一全集第五巻」。
この作品では、学生である「私」が語り手である。
ロマン・カトリツク教徒であるヘツペル先生らが登場する、
3.三木清著/哲學はどう學んでゆくか
底本は岩波書店の「三木清全集 第一巻」。
印象に残った箇所は次の二点。(一)フランスのモラリストの研究を「(以下引用)人生の問題から直接に哲學に入らうとする人々(引用終わり)」に薦めている箇所。ここにモラリストとして数えられているのはモンテーニュとパスカル。(二)哲学史を学ぶ必要性について触れている個所。
(敬称略)
(青空文庫の制作ボランティアの方々に感謝申し上げます。)
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