2025年8月9日、次の青空文庫のファイルを聴き終えた。いずれもkindle版。Androidのトークバックで聴いた。
1.夏目漱石著/余と万年筆
2.和辻哲郎著/初めて西田幾多郎の名を聞いたころ
3.岡本かの子著/秋雨の追憶
〈メモ〉
1.夏目漱石著/余と万年筆
底本は筑摩書房の「筑摩全集類聚版 夏目漱石全集 10」。
魯庵が漱石に万年筆のオノトを勧めたことが書かれていて興味深い。
2.和辻哲郎著/初めて西田幾多郎の名を聞いたころ
底本は作品社の「日本の名随筆 別巻92 哲学」。
冒頭に筆者の和辻が西田幾多郎の名を聴いたのは名辞42年9月ごろと記されている。
3.岡本かの子著/秋雨の追憶
底本は作品社の「日本の名随筆19 秋」。
いくつかのパートに分かれているファイルで、それぞれに秋の雨の思い出が記されている。各パートはとても短い。
最後のパートには「震災」(この震災は関東大震災を指していると考えられる)の時期に雨が多かったと記憶している旨記されている。
それぞれ短い文章ながらとても印象に残る。
(敬称略)
(青空文庫の制作ボランティアの方々に感謝申し上げます)
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