2025年8月8日、次の青空文庫のファイルを聴き終えた。kindle版をAndroidのtalkbackで聴く。
1.牧野信一著/村のストア派
2.吉川英治著/親鸞の水脈
3.永井荷風著/町中の月
〈メモ〉
1.牧野信一著/村のストア派
底本は筑摩書房の「牧野信一全集第三巻」
小説。
主要登場人物の一人樽野が『Meta』(おそらくアリストテレスの『形而上学』)に取り組み始めたという箇所が興味深い。
2.吉川英治著/親鸞の水脈
底本は講談社の「吉川英治全集・47 草思堂随筆」。
文章の終わりには「昭和三十四年」とある。
著者の吉川英治が『親鸞』を執筆した際のエピソードなどが語られる。
3.永井荷風著/町中の月
底本は作品社の「日本の名随筆58 月」。
電車を降りた銀座尾張町の四辻で時々「まんまるな月(本文内表現)」が見えたという話から始まる文章。東京において作者が月を見ることについて書かれた随筆。
(敬称略)
(青空文庫の制作ボランティアの方々に感謝申し上げます。)
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