鈴木大拙著「時の流れ」などを聴き終える

2025年5月12日、次の三冊の青空文庫をAndroidのtalkback機能で聴いた。

1.鈴木大拙著/時の流れ

2.紫式部著、與謝野晶子訳/源氏物語07 紅葉賀

3.内田魯庵著/鴎外博士の追憶

〈感想、メモ〉

1.鈴木大拙著/時の流れ

時というものが「流れる」という言葉によって表されることの意味についての思索から始まる。

「独尊者」という言葉が出てきて、印象に残る。独尊者の例として、趙州禅師が挙げられていて、彼の「(以下引用)諸人は十二時に使はれて居るが自分は十二時を使つて居る(引用終わり)」言葉が引用されている。

2.紫式部著、與謝野晶子訳/源氏物語07 紅葉賀

源氏が帝たちの前で青海波を舞う場面から始まる。

若紫が楽器を練習するシーンや、「よほど年のいった典侍」とのドタバタ劇などが記憶に残る。

3.内田魯庵著/鴎外博士の追憶

様々な鴎外のエピソードが紹介されているが、中でも鴎外の睡眠時間が極端に短かったという話が面白く思われた。

(敬称略)

(青空文庫の制作ボランティアの方々に感謝申し上げます)

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