松田卓也著『2045年問題』の再読など

松田卓也著『2045年問題』の再読など

令和4年11月25日、次の二冊を読み終えた。

1.松田卓也著/2045年問題 コンピュータが人類を越える日(廣済堂出版、2013年)

2.小野不由美著/屍鬼 下(新潮社、1998年)

〈感想、メモ〉

1.松田卓也著/2045年問題 コンピュータが人類を越える日(廣済堂出版、2013年)

再読。今回は第4章で紹介されたIBMのSyNAPSEとヘンリー・マークラムのBlue Brain Projectが印象に残る。

ほか、音声入力を試したことについての文章も興味深かった。IBMのViaVoice GoldやWindows7の音声入力機能を用いたが、なかなか実用に耐えうるレベルにまでは到達していない、という状況が語られる。Windows7から8の時期であり、奥付ではこの書籍は2013年1月が第一刷の発行となっているので、この時期はそのようかと改めて思う。その後、スマートフォンなどの音声入力の能力は実用にたえうるものになり、勝間和代はその著作で生産性を向上させるために音声入力を利用することが有効だとしている(勝間和代著『勝間式 超コントロール思考』(アチーブメント出版、2019年))。

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2.小野不由美著/屍鬼 下(新潮社、1998年)

下巻には第3部と第4部が収録される。読みごたえがあった。

(敬称略)

(上の二冊はサピエ図書館の点字データで読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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