須賀敦子著『塩1トンの読書』などを読了

令和4年8月28日、以下の二冊を読み終えた。二冊ともkidle、iPhoneのVoiceOver機能で聞く。

1.須賀敦子著/塩1トンの読書(河出書房新社、2016年(電子版))

2.濱田真由美、山田ヒロミ著/科学で解明!引き寄せ実験集(BABジャパン、2018年電子版発行)

〈感想、メモ〉

1.須賀敦子著/塩1トンの読書(河出書房新社、2016年(電子版))

書評集。再読である。解説「すべては昔々のものがたり」は青柳裕美子、文庫版解説「深くて広い読書」は松永美穂による。今回は「ユルスナールの小さな白い家」、「麦畑のなかの赤いケシの花」、などが印象的だった。

「ユルスナールの小さな白い家」には著者がアメリカのメイン州のマルグリット・ユルスナールの住んでいた家を訪れたという話から始まる。『ハドリアヌス帝』などの作品について触れられる。

「麦畑のなかの赤いケシの花」はジェームス・アイヴォリー監督による映画『眺めのいい部屋』(原作はE・M・フォースター)、タヴィアーニ兄弟の監督作品『サン・ロレンツォの夜』、そしてそれら映像作品に登場するイタリアの風景について語られるエッセイである。

2.濱田真由美、山田ヒロミ著/科学で解明!引き寄せ実験集(BABジャパン、2018年電子版発行)

『科学で解明!引き寄せ実験集』も再読である。長年引き寄せを実践してきた著者たちによる書籍。(以下、「」内は「目次」からの引用)「PART1 〝引き寄せ〟の正体」、「PART2 〝引き寄せ〟おもしろ実験集」(引用終わり)という構成。著者たちの提案するバナナ引き寄せは面白い。

(敬称略)

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