酒井照空著『至誠』などを読了

令和4年9月19日、以下の3冊を読み終えた。

1.吉本ばなな著/日々のこと(幻冬舎、1997年)

2.佐藤愛子著/男の学校(集英社、1980年)

3.酒井照空著/至誠 周公旦の人間像(文芸社、1999年)

〈感想、メモ〉

1.吉本ばなな著/日々のこと(幻冬舎、1997年)

『日々のこと』はエッセイ集。1988年の冬から1991年の春までの10のパートとニューヨーク旅行記が収められる。著者吉本ばななが立原正秋を集中して読んだ経験について触れている個所があり、興味深く思った。

また、そのほかに印象的だったのは、花粉症の薬を適量よりも多く飲んだ時に身体に起こった現象を描いた部分(「’90 冬」の5番目のエッセイ)。非常に寒さを感じたらしいが、『バタリアン』の登場人物たちを用いて著者は説明する。

2.佐藤愛子著/男の学校(集英社、1980年)

『男の学校』はエッセイ集。今東光が佐藤愛子の祖父(佐藤弥六)について面白いエピソードを語る場面が描かれている。最近読んだ藤本義一の『生きていく理由』の中でも今東光が作者に面白い話をしていた。藤本義一はその本の中で今東光を「先輩」や「和尚」と書いていた。ブログ執筆者にとっては短期間内での続けての登場だったので印象に残る。

3.酒井照空著/至誠 周公旦の人間像(文芸社、1999年)

『至誠 周公旦の人間像』は周王朝の基礎を築く事に貢献した周公旦について書かれた本。第3章には西伯(周の文王)と太公望呂尚との出会いの場面(諸説あるうちの一説)が紹介される。

〈参考文献〉

藤本義一著/生きていく理由(海竜社、2002年)

(敬称略)

(参考文献を含めた上記の4冊はサピエ図書館の点字データを使用しました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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