永井路子著『裸足の皇女』などを読了

令和4年12月2日、次の二冊を読み終えた。

1.永井路子著/裸足の皇女(文藝春秋、1992年)

2.富岡多恵子著/砂に風(文藝春秋、1981年)

〈感想、メモ〉

1.永井路子著/裸足の皇女(文藝春秋、1992年)

連作短編の歴史小説。解説は磯貝勝太郎。「冬の夜、じいの物語」、「裸足の皇女」、「殯の庭」、「恋の奴」、「黒馬の来る夜」、「水城相聞」、「古りにしを」、「火の恋」、「妖壺招福」が収められる。

「冬の夜、じいの物語」は、蘇我稲目の娘たちの物語である。堅塩媛と小姉君の姉妹。

「殯の庭」には藤原不比等が登場する。その描かれ方が面白く感じられた。

後半は大伴坂上郎女が主人公の連作である。

「古りにしを」の中で、藤原四兄弟の亡くなった後の政情不安定の状況が描かれ、印象に残る。

著者永井 路子(ながい みちこ、1925~2023)は東京の生まれ(参考ページ)。

2.富岡多恵子著/砂に風(文藝春秋、1981年)

小説。主人公は男子高校の女性教師の江見子。「文學界」に連載されたもの。

〈参考ページ〉

ウィキペディア 永井路子

(敬称略)

(上の二冊はサピエ図書館の点字データを用いました。『裸足の皇女』は鹿児島県視聴覚障害者情報センター制作、『砂に風』は佐賀県立点字図書館制作のものを読みました。点訳ボランティアの皆様と関係者の方々に感謝申し上げます。)

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